​こんにちは。ZAN TOKYOです。

​街を歩いていると、理容室の店先でクルクルと回っている赤・白・青の円柱の看板。皆様も一度は目にしたことがあるかと思います。

名前を「サインポール(英語圏では barber’s pole)」と呼びます。

​この3色の意味について、「赤は動脈、青は静脈、白は包帯を表している」という説を耳にしたことはありませんか?

実はこれ、有名なのですが事実とは少し異なります。サインポールの原型が生まれたとされる12世紀には、まだ人間の動脈と静脈の仕組みは発見されていませんでした(血管の仕組みの発見は1600年代)。そのため、この説は後付けだという見方が有力なのです。

​では、あの3色は一体どこから来たのでしょうか?

​■ 原型は「中世ヨーロッパの外科治療」

サインポールの起源は、中世ヨーロッパで行われていた「瀉血(しゃけつ)」という治療法に遡ります。

当時は「体の悪い部分には悪い血が集まる」と考えられており、患部を切開して血を抜き取るという、現代からすると少し背筋の凍るような治療が日常的に行われていました。

​治療の際、患者は腕の血管を浮き立たせるために「杖(棒)」を力強く握らされていました。伝い落ちる血を目立たなくさせるために、その棒は赤く塗られており、術後に洗った白い包帯をその赤い棒に巻きつけて店先に干していた様が、サインポールの原型になったと言われています。

​■ 「青色」はどこからやってきたのか?

「赤と白の理由は分かったけれど、じゃあ青は?」と思いますよね。

実は当時のヨーロッパでは、髪や髭を切る理容師が、外科手術(瀉血や抜歯など)も兼任する「理容外科医」として活躍していました。

​しかし1745年、イギリスのジョージ2世が「理容と外科を明確に分けよう」という法令を出します。

その際、両者の区別をつけるためのルールとして、「外科医は赤と白の看板」「理容師は赤・白・青の看板」を掲げるように定められたのです。(※諸説あり)

​今では平和に「理容室の目印」として定着しているサインポールですが、その裏には医療と理容の深い結びつきという、少しミステリアスな歴史が隠されていました。

​かつて「理容」と「外科」が分業化された歴史を持つ理容業界ですが、当店ZAN TOKYOは「整える理容」と「美しくする美容」のWライセンス(重複登録)によって、再びジャンルの枠を超えた最高到達点のトータルケアをご提供しています。

​大人のちょっとした教養として、次に街でサインポールを見かけた際にでも、この話を思い出してみてくださいね。

​それでは、また。

​【ZAN TOKYO BARBER&SALON】

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